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2012年3月6日火曜日

第1種電気主任技術者(電験1種)合格体験記(精神状態と、頑張り度)

今回は、電験1種合格体験記第二弾です!

テーマは「精神状態と、頑張り度」です。

H17
二種合格後、5,6年経過していて、すっかりバカになっている状態。
物忘れも激しく、”老化?マジ大丈夫かしら”との心配から、脳への刺激を与えることを
目的とし1種受験決意(申込すれば、少しは勉強するでしょと期待)。
しかし、期待とは異なり、全く勉強はせず(体がついていかず)一次試験に臨む。
結果はラッキーなことに二科目も受かっていて、”うん?俺ってやればできる。?”と
妙な自信をつける。

H18
仕事が忙しい時期で、勉強する時間がとれず、しかも調子に乗って昨年同様のラッキーを期待し、
試験前一カ月くらいから、週末のみの勉強状態で受験。
この年もラッキーで「機械」合格。

H19
この年は更に仕事が忙しい時期で(精神的にチョー辛い時期)、
勉強する気すらしなかったが、
今年「法規」合格しなければ、来年は「理論」「電力と「法規」の三科目受験となるという恐怖から、
試験一カ月前くらいから「法規」を勉強し、これまた運よくぎりぎりで合格。
しかし、二次試験に余力は残っておらず、「来年も、二次のチャンスはある」と、
勉強全くのゼロ状態で受験。
試験問題をみても、何の分野なのか、何を問題にしているのか、何がポイントなのか、
全く分からない状態だった。
当然不合格。

H20
この年の二次試験は、珍しく気合入った。
理由は、仕事もそう忙しくなく元気で、また最後の年だから。
今年を逃せば、来年はまた一次試験からのゼロの出発になる。
これまで一次試験ラッキーで受かってきたため、そのラッキーが今後もあるとは限らない。
絶対に合格するしかない!と9月から毎日1時間程度、週末は5,6時間の勉強。
しかし結果は、不合格。
試験内容が例年に比べると簡単で、合格率も20%あっただけに、非常に悔しかった。
この時点で考えたこと。。。。
これまで、そう多く勉強したわけではないが、今ここで受験を辞めてしまうことは、
これまでの努力を無駄にするようなものだ!
それではもったいない!来年も受験するぞ!!

H21
決意とは裏腹に、4科目勉強する分量の多さと、面倒くささで全く気合が入らず。
”また三年かけてゆっくり4科目合格すればいいさ”と逃げに入りながら受験。
結果は、「電力」「機械」「法規」三科目合格。
またもや、”うん?俺ってやればできる。?”
”知らず知らずに実力が付いてきている。?”
とまたいつもの錯覚を起こす。

H22
一次試験は「理論」のみ。H17には、勉強ゼロ状態でも受かっている。
当然今年の一次「理論」は受かるでしょ!の楽観論から、夏7月ごろから
「理論」と「二次試験勉強」を両てんびんにちんたら勉強。
勉強比率は、理論:二次=1:3くらい。
で、余裕で本番の理論。
あら?どうしましょの状態。”電磁気”を初め、全く駄目。試験途中で不合格を認識している状態。
当然不合格。二次試験受験の資格すらなし。
この時点の精神状態。。。
もし来年も理論落ちれば、再来年は、またゼロからの出発。
そうか、こうやって、受かりそうで受からない状態のまま、ずーっと受からず、
結局諦める時が来るに違いない。
そりゃそうだ。みんな勉強したからって合格するような簡単な資格じゃない。
ほとんどの人は、こんな感じで途中で諦めていくんだろう。
私もその中の一人かもしれない。いや、絶対そうだろう。
続けて受験する意味あるのか?無駄じゃない?
どうせ一生合格しないんだから。。。

H23
迷いながらも、7月頃から、「理論」オンリーの勉強。
特に電磁気。結局勉強した電磁気は出なかったけれど、辛うじて合格。
一次試験直後から、マジ気合入れて、夕食時飲むビール3缶を1缶にし、毎日夕食後から寝るまでの
約二時間二次試験に向けて勉強。週末は特別な用事が無い限り全部勉強。
もし今年受からなくても来年あるさとの気楽さと、今年の二次試験は合格率が低くなる年で”受からなくても仕方ない”との考えが、勉強嫌悪感を薄めてくれ、非常に楽に勉強できた。
そして二次試験。
自己採点では不合格ラインだが、神が情けをくれて合格となった。
来年合格をイメージしていたのでちょっと拍子抜けの感があるが、
実力・才能と思うことにしよう!!

次回は、私の勉強方法を紹介します。

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