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2013年1月14日月曜日

中英日ニュース『台湾でデモ メディアへの中国影響懸念』と”東京は雪”

NHK 更新 1月13日 21:15(日本时间)
台湾民众游行抗议媒体大陆化


今天(13日),在最大在野党民进党的动员下,台湾民众举行了大规模的示威游行,游行者指出与中国大陆关系密切的企业不断收购媒体,他们对中国大陆由此会增强对台湾媒体的影响力表示了担忧。

去年11月,台湾几家企业的老板共同出资从香港的媒体集团手中接过了《苹果日报》的业务,这份报纸是台湾四大报纸之一。过去,《苹果日报》曾以经常刊登抨击中国大陆的文章而闻名,而接管《苹果日报》的企业当中包括被认为亲大陆的旺旺集团公司。

旺旺集团公司已经拥有一家发行量较大的报社和2家电视台,因此有人担心,中国大陆对台湾媒体的影响力会不断增强。今天参加示威活动的一位游行者表示:"香港的媒体已经被中国掌控,我们担心台湾会成为第二个香港。"

自国民党主席马英九2008年上台执政以来,台湾与中国大陆逐步改善关系,台湾在经济领域对中国大陆的依赖程度也越来越大,正因如此,越来越多的人对媒体将受到中国大陆的影响而感到担忧。


NHK Jan. 13, 2013 - Updated 16:13 UTC (01:13 JST)
Taiwanese protest China's media influence


Tens of thousands of people in Taiwan have protested against China's influence over the island's media.

Police said about 70,000 took part in Sunday's rally in Taipei that was organized by the largest opposition Democratic Progressive Party.

One of Taiwan's 4 major newspapers, the Apple Daily, was sold last November by a Hong Kong media group to Want Want China Holdings and several other firms.

Want Want China Holdings is regarded as pro-China. It owns another major newspaper and 2 broadcasting companies in Taiwan.

The Apple Daily was known for publishing articles that were critical of the Chinese government.

The demonstrators raised a banner saying that Taiwan's residents are entitled to have more than one voice.

A protester said he feels scared that Taiwanese people have to monitor China's reactions to Taiwan's economic policies and free speech.

Another said he is concerned that Taiwan may become another Hong Kong where China controls the media.

Taiwan's reliance on China has increased since the government of President Ma Ying-jeou took office in 2008 and improved ties.



NHK 1月13日 19時35分
台湾でデモ メディアへの中国影響懸念


台湾では13日、最大野党の民進党の呼びかけで大規模なデモが行われ、参加者は、中国と関係の深い企業によるメディアの買収が活発になっており、今後、中国の影響力が強まるとして懸念を示しました。

今回のデモは、台湾の最大野党の民進党が呼びかけたもので、警察の発表でおよそ7万人が参加し、台北の中心部をデモ行進しました。
デモは、景気の低迷や年金制度改革など、馬英九政権に対する不満を示す一方、中国と関係の深い企業によるメディアの独占が強まっているとして抗議しました。
台湾では、去年11月、中国に批判的な記事を掲載することで知られている「リンゴ日報」という4大新聞の1つを発行する香港のメディアグループが事業を売却し、台湾の企業家らが共同出資して事業を引き継ぐ契約が結ばれました。

この中には、すでに有力紙やテレビ局2社を保有する「旺旺」という中国寄りとみられている企業グループが入っていることから、台湾のメディアに対して中国の影響力が強まるのではないかとして懸念する声が出ています。

デモの参加者たちは、「台湾住民の声は1つではない」と書かれた大きな横断幕を掲げ、このままでは台湾のメディアが中国寄りの企業に独占され、報道の自由が制限されると訴えていました。
デモの参加者は、「経済も言論も中国の顔色をうかがわなければならず、とても恐ろしく感じる」とか、「中国にメディアをコントロールされている香港のようになってしまわないか心配だ」などと話していました。

台湾では、2008年に国民党の馬英九政権が発足したあと、中国との関係改善が進み、経済の中国への依存も強まっているだけに、メディアにまで中国の影響力が及ぶことに警戒の声が高まっています。

『コメント』
久しぶりの更新です。
約一カ月ぶりです。
テレビのニュースで台湾の事報道していたので、”いいネタじゃん?”
って三か国語のニュース比較してみました。
全部NHKの記事ですので、内容はほぼ同一です。
(NHKは簡体字を使用)


台湾内のニュースでこのデモ行進のこと見てみたんですが、
”台湾メディアが中国に乗っ取られる”
みたいな、報道は無く、
馬大統領への不満、不景気に対する不満が主で、
小さく、”陳前大統領の釈放”とか”メディア規制に対する不安”とか
ある程度です。

ニュースの中にある、4大新聞とは、
「中国時報」
「聯合報」
「自由時報」
「蘋果日報」
のようです。

今回話題になっている「蘋果日報」は、香港からやってきた歴史の浅い新聞で、
(私が台湾師範大学留学中だったので約10年前)
台湾赴任中、よく読みました。
ひとことでいうと、
「大衆受けする記事を書く新聞」
で、堅いネタはすくなかったような気がします。

政治ネタより、事件事故。
文化ネタより、スポーツ/芸能。
って感じです。

蘋果日報

蘋果日報が今後どう変わっていくか楽しみです。

個人的な意見としては、
売上を第一に掲げる新聞ですので、
台湾国民に反感を買うような、中国寄りの記事は増えないだろう
と思ってます。

今、東京は雪降ってます!
うちのベランダからの風景です。
(大田区)

あーサブ。