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2012年6月6日水曜日

都城方言、みやこんじょなまり-かかじる-

みやこんじょのゆだっごろへ。
珍しく、二日連続の都城方言です。


最近、”ネタ尽きたなー”と思っていたところ、
インターネットで、検索しネタがまだまだあることわかりました。
まだまだ続きます!


例文
母親が、足をかいている息子に、
母親「あんまい、かかじっといかんど。血がでっど。」
息子「わかっちょち。じゃっっどん、かいっじゃかいしかたねが」


「単語」
あんまい;あんまり
かかじる;かく
でっど;出るよ


「全訳」
母親「あんまりかくとだめよ。血がでるわよ。」
息子「わかってる。だけど、かゆいんだから仕方がないでしょ!」


「一言」
「かかじる」の応用で、
「ひっかじる」という単語(動詞)もあります。
意味は、「ひっかく」です。
よく私も母から、
「ひっかじっといかんど。血が出っとよ!」と怒られました。

中英日三ヶ国語トライリンガルニュース(万里の長城 総延長は2倍以上)

中央社 – 2012年6月5日 下午7:34
陸:歷代長城總長逾2萬公里

中國大陸國家文物局今天表示,經過近5年的調查和認定,中國歷代長城總長度為2萬1196.18公里。
中新社報導,這是大陸首次科學、系統地測量歷代長城的總長度。
國家文物局調查,中國歷代長城分布在北京、天津、河北、山西、內蒙古、遼寧、吉林、黑龍江、山東、河南、陜西、甘肅、青海等省區,上述長度包括長城牆體、壕塹、單體建築、關堡及相關設施,目前共遺留4萬3721處。
國家文物局副局長童明康指出,根據大陸國務院2006年頒布實施的「長城保護條例」,國家文物局啟動「長城保護工程」,並將長城調查和認定作為首要任務。2007年,國家文物局與國家測繪局合作展開明代長城調查工作,2年後認定明代長城總長度為8851.8公里。
童明康說,今天的調查結果涵蓋秦漢及其他時代建造的長城。


NHK Jun. 6, 2012 - Updated 09:51 UTC (18:51 JST)
China says Great Wall is 21,000 km long

China says it has found that the Great Wall is more than twice as long as it was thought to be.

China's State Administration of Cultural Heritage said on Tuesday that the world's longest structure stretches 21,196 kilometers.

The wall was built by successive dynasties to defend against invasion by northern ethnic minorities.

Three years ago, the administration said the wall was 8,851 kilometers long.

The administration later looked more closely at structures and ruins of the wall.

The Great Wall was registered as a World Heritage site in 1987. But much of it has been damaged by wind and rain. A Chinese government project team plans to repair and reinforce such parts.


NHK 6月6日 18時16分
万里の長城 総延長は2倍以上

世界最大の建造物とされる中国の「万里の長城」について、中国政府は、各地に残る痕跡を詳しく調査した結果、総延長はこれまで言われていた長さの2倍を超える2万1000キロ余りに上ることが分かったと発表しました。

万里の長城は、中国の歴代王朝が北方からの異民族の侵入を防ぐために築いたものです。
現在のような形になったのは明の時代とされ、その長さについては、中国政府で文化財の保護などを担当する国家文物局が3年前に8851キロだとしていました。

しかし、国家文物局は、その後、各地に残る秦の時代や漢の時代などの痕跡を詳しく調査した結果、長城の総延長は2倍を超える2万1196キロに上ることが分かったと、このほど発表しました。
万里の長城は世界最大の建造物とされ、1987年に世界遺産に登録されましたが、多くの部分で風や雨による崩落が深刻で、中国政府はプロジェクトチームを作って補強工事などの対策を進めています。

【一言】
今日は、日本語レッスンで、台湾人の同僚に日本語教えてきました。
毎週水曜、会社の同僚に日本語教えています。
教えてて分かることは、語学を学ぶことは、カンタンではない、です。
私が思うにたぶん、起きている時間の半分くらいはその言語に接していないと、
モノにならないと感じています。
すでに1年以上教えていますが、まだまだです。
レッスンの後は、台湾ビール工場で定例の飲み会。
ので、水曜日は更新少な目です。

万里の長城、長すぎですね。
日本縦断した長さが、2,000kmぐらいですので、その十倍あります。
地図の上で、「日本がこれくらいのながさでしょ。それが何個あるか数えて、十倍はないな。」
本当にそんなにある?と思う気持ちもあったりします。




都城方言、みやこんじょなまり-てげてげ-

都城方言のファンの方、長らくお待たせしました!

最近気づいたんですけど、
「都城方言」って検索すると、1ページ目にこのブログがヒットします。

”このブログの都城方言を見てる人多いな、なぜ?”って不思議に思っていた所でした。
やっと理由分かりました。

みやこんじょのがんたれの1人として、責任を感じております。

で、今日は「てげてげ」です。

例文
試験を目前に、ちょっと焦っているA君と、すでに諦めているB君
A;「来週の中間試験、不安やー。勉強しちょ?」
B;「てげてげでよかっよ。死なへんが。もう、諦めました。」

【単語】
てげてげ;適当で、ほどほどで、ある程度で、無理をせず、(気合入れずに)ながれるままに。

【全訳】

A;「来週の中間試験、不安。勉強してる?」
B;「(そんなに気合入れずに)適当でいいっしょ。死ぬわけじゃないしー。もう、諦めた。」

「てげてげ」を英訳すると、「Let it be]です。
「てげてげ」を中訳すると、「馬々虎々]です。

こうしてみると、「てげてげ」、いい単語です。

都城文化を代表する単語です。
改めて気に入りました。