ページ

2013年6月9日日曜日

華英日ニュース『台湾野党党首 米で対中政策見直し説明へ』

中央社 – 2013年6月8日 下午4:40
蘇貞昌出訪美加 盼增進互動

(中央社記者邱俊欽桃園機場8日電)民主進步黨主席蘇貞昌今天率團出訪美國和加拿大,他說,此行主要是就台灣與周邊情勢,與美國政府官員、政黨領袖交換意見。

蘇貞昌下午在桃園機場接受媒體訪問時表示,將在美國智庫發表專題演講,並與台灣同鄉相聚,宣揚民進黨理念與未來希望,經由互動,增加了解。

他說,民進黨非常重視增強台美關係與亞太地區的情勢安全,此行也希望藉意見交換,大家對相同價值共同努力。

至於行政院將對會計法修法提覆議,蘇貞昌表示,現在還是最希望行政院儘速提覆議,補救原本不符社會期待的做法,這是目前大家最需要看到的事。


NHK Jun. 8, 2013 - Updated 19:16 UTC
Taiwanese opposition leader visits US

The leader of Taiwan's largest opposition party is visiting the United States to explain his party's efforts to review its policies toward China.

Chairman of the Democratic Progressive Party Su Tseng-chang left Taiwan on Friday, for a week-long visit to the United States.

Before leaving, Su told reporters that relations with the United States are very important for Taiwan. He said he hopes to deepen mutual understanding of the situation in Taiwan and surrounding areas.

Su plans to meet US officials and leading lawmakers in Washington. He will also deliver a speech to a think tank and introduce his plans to deepen ties with the United States.

The Democratic Progressive Party decided to review its China policy, after losing the general election in January last year.

Party members attribute the defeat to its pro-independence policy, which has toughened China's attitude. They say voters were worried that relations with China might worsen if the party comes to power.

Party members say winning US support is also important, given that the US seeks stability in the region.


NHK 6月8日 23時15分
台湾野党党首 米で対中政策見直し説明へ

台湾の最大野党・民進党の党首、蘇貞昌主席が去年5月の就任後初めてのアメリカ訪問に出発し、政権奪回に向けて、党が対中国政策の見直しに取りかかっていることを、ワシントンで政府関係者や有力議員に説明して理解を得たい考えです。

蘇貞昌主席は8日から1週間の日程で、アメリカのロサンゼルスやニューヨーク、ワシントンなどを訪問します。
このうちワシントンでは、アメリカ政府関係者や有力議員と会談するほか、シンクタンクで対米関係の強化策をテーマにした講演を行います。

また、民進党の駐米代表処の開設を祝うパーティーにも出席します。蘇主席は8日、台湾の空港を出発する前に記者団に対し、「アメリカとの関係は最も重要で、台湾周辺の地域情勢について相互の理解を深めたい」と述べ、安全保障の後ろ盾として台湾に強い影響力を持つアメリカとの関係強化に努める考えを強調しました。

民進党は、去年1月の総統選挙で政権奪回に失敗したのは、台湾独立志向が強いと中国に警戒されていることが、中台関係の悪化を懸念する有権者に嫌われたためだとして、対中国政策の見直しに取りかかっています。

政権奪回に向けては、地域の安定を望むアメリカの支持を得ることも重要で、蘇主席は3年後の次の総統選挙にみずから立候補する可能性も見据え、党の姿勢を説明して理解を得たい考えです。


≪単語≫
智庫;[zhi4ku4]シンクタンク、ブレーン
attribute;~は~のせいであると考える

≪ひとこと≫
今、中国の習近平主席がアメリカへ行って、オバマ大統領と会ってますが、
台湾も、中国に負けじとアメリカへ行くようです。

今の与党、国民党がアメリカに正式に訪問するなんて、結構ハードル高そうなんで、
”敵の敵は味方”=”中国の敵の民進党は味方”
の方式で、

普段、政敵である民進党と一致団結して、蘇主席のアメリカ訪問を
決めたんじゃないかな~と勝手に思ってます。

0 件のコメント:

コメントを投稿