ページ

2012年5月8日火曜日

中国語の発音は難しいのか?

中国語は、日本人にとって、非常に習得しやすい語学です。
アメリカ人やドイツ人が中国語を学ぶのとは雲泥の差があります。
理由は、カンタン。同じ漢字を使ってます。
というか、日本人が漢字を拝借しています。
繁体字、簡体字と、ちょっと日本の漢字と異なりますが、ほぼ同じです。
ので、読み、書きは比較的楽に習得できます。

一番の問題は、聞く、話すです。
発音がチョー微妙で、独学だけでは絶対に、聞けない、話せない状態になります。
まず、母音のアが二種類あり、そこでつまずきます。
ピンインでは、aとeで表現しますが、日本人が聞くと同じアに聞こえます。
母音のイも二種類あります。
yiとyuで表しますが、これも日本人が聞くと同じイに聞こえます。
他に、アン、エンが二種類ずつあったり、日本語に無い発音がたくさんあります。
またイントネーション(四声)も立ちはだかります。

この発音は、いくら本とか読んでも、いくら中国語のニュース聞いても習得できません。
例えば、この発音は、「この口/舌の形で、強く息を吹く」みたいに、
目の前で実践してもらわないと(母が子の前で教えるように)、習得できません。

これは、中国の大きな特徴ですが、大きな弱点だとも思っています。
英語は、発音に寛大で、ひどい発音でも通じたりしますが、
中国語は、ちょっと発音まずいと全く通じません。
これでは、世界に普及する言語とは思えません。

とはいっても、英語を話す人口よりも中国語を話す人口が多い事実、
日本文化は中国を基本として発展している事実、
日本と地理的に近い隣国である事実等、
中国語には、難関発音を克服するだけの価値があります。

とにかく発音です。
発音をクリアすれば、中国語は後に飛躍的に伸びていきます。
この基本を焦らず、正確にマスターしましょう!!


偉そうなこと言ってる私ですが、発音全く自信ありません。
すでに発音は諦めています。
最後の最後は、「ネイティブじゃないもん!発音悪くてもいいジャン!」
と開き直るのも大事です。



0 件のコメント:

コメントを投稿