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2012年3月30日金曜日

電験1種合格のポイント(勉強法) ―理論編―

今回は、「理論」の攻略法の紹介です。

理論は、本気でやろうとすると、かなり奥深く、難しいです。
しかし、一次試験の様に選択式だと、意外と回答できたりします。
正攻法で解こうとすれば、回答できず、
選択枝のみをよーく精査して回答すると、意外とあたっていたりします。

私の場合、受験初年度(H17)、勉強ゼロの状態で受験して、理論は合格しました。
しかし、ある程度勉強して臨んだH21年度、H22年度は不合格でした。
特にH22年度は、一次試験理論のみの受験にも関わらず
(他三科目は前年度合格)、不合格でした。

初年度での心理状態は、
「勉強できていない。解けるわけない。邪道で攻めるしかない。回答選択肢のみ見て、単位次元とかチェックしながら何とか回答しよう」でした。
H21年度、H22年度の心理状態は、
「ある程度勉強した。正攻法で答えを導き、その答えを選択肢から選ぼう」でした。

結局、合格しやすい心構えは、
「できる限りじっくり時間かけて勉強する。試験では、正攻法にこだわらない」
だと思ってます。

勉強は、「電磁気」「不平衡三相回路」等の難関項目を中心に、過去問を数多く解きます。
特に「電磁気」は、非常に理解しにくいです。
電磁気特有のベクトルの微積分が立ちはだかります。
div(ダイバージェンス)や、rot(ローテーション)。
最初は、何を意味するのかさっぱりわかりませんが、時間をかけていくうちに、なんとなく見えてきます。
”こんな難しい事を、理解できる自分って、素敵じゃない?」
こんな、精神状態が長続きできる秘訣だと思います。








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