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2012年7月7日土曜日

数学クイズ-忍者は葦を使ってお堀の深さを測る-

『問題』
忍者がお城に潜入しようとしています。
お城の周りにはお堀があります。
お堀の深さが分かれば、お堀を渡る作戦を立てられます。
比較的浅ければ竹馬使って、深ければ葦をスノーケル代わりに潜水し渡ります。

忍者は、お堀の水面に生えている葦を使って、水深を測れることに気づきました。
忍者が、葦の一番先を持ち、引っ張りながら、
葦の先端が水面に到達するまで横に移動させました。
「深さは△△じゃ」

さて問題。
葦の先端と水面からの高さが10cm、
の移動した距離が100cm
の場合、水深はいくらでしょう?






『解答』
葦の全長をL(cm)とすると、
水深は、L-10(cm)
葦の横への移動距離は、100(cm)で、
「水深L-10(cm)」と「移動距離100(cm)」は直角の関係にある。
葦の先端は、葦の根を中心とした円弧を描くので、
直角三角形の長辺(一番長い辺)をL(cm)とした、
L(cm)、L-10(cm)、100(cm)の直角三角形がお堀の水中で描かれる。


ピタゴラスの定理から、
L^2=(L-10)^2+100^2
L^2=L^2-20L+100+10000
20L=10100
L=505(cm)
水深は、L-10(cm)なので、
505-10=495(cm)
約5(m)!!


『一言』
忍者、やるな!

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