今回は、電験1種合格体験記第二弾です!
テーマは「精神状態と、頑張り度」です。
H17
二種合格後、5,6年経過していて、すっかりバカになっている状態。
物忘れも激しく、”老化?マジ大丈夫かしら”との心配から、脳への刺激を与えることを
目的とし1種受験決意(申込すれば、少しは勉強するでしょと期待)。
しかし、期待とは異なり、全く勉強はせず(体がついていかず)一次試験に臨む。
結果はラッキーなことに二科目も受かっていて、”うん?俺ってやればできる。?”と
妙な自信をつける。
H18
仕事が忙しい時期で、勉強する時間がとれず、しかも調子に乗って昨年同様のラッキーを期待し、
試験前一カ月くらいから、週末のみの勉強状態で受験。
この年もラッキーで「機械」合格。
H19
この年は更に仕事が忙しい時期で(精神的にチョー辛い時期)、
勉強する気すらしなかったが、
今年「法規」合格しなければ、来年は「理論」「電力と「法規」の三科目受験となるという恐怖から、
試験一カ月前くらいから「法規」を勉強し、これまた運よくぎりぎりで合格。
しかし、二次試験に余力は残っておらず、「来年も、二次のチャンスはある」と、
勉強全くのゼロ状態で受験。
試験問題をみても、何の分野なのか、何を問題にしているのか、何がポイントなのか、
全く分からない状態だった。
当然不合格。
H20
この年の二次試験は、珍しく気合入った。
理由は、仕事もそう忙しくなく元気で、また最後の年だから。
今年を逃せば、来年はまた一次試験からのゼロの出発になる。
これまで一次試験ラッキーで受かってきたため、そのラッキーが今後もあるとは限らない。
絶対に合格するしかない!と9月から毎日1時間程度、週末は5,6時間の勉強。
しかし結果は、不合格。
試験内容が例年に比べると簡単で、合格率も20%あっただけに、非常に悔しかった。
この時点で考えたこと。。。。
これまで、そう多く勉強したわけではないが、今ここで受験を辞めてしまうことは、
これまでの努力を無駄にするようなものだ!
それではもったいない!来年も受験するぞ!!
H21
決意とは裏腹に、4科目勉強する分量の多さと、面倒くささで全く気合が入らず。
”また三年かけてゆっくり4科目合格すればいいさ”と逃げに入りながら受験。
結果は、「電力」「機械」「法規」三科目合格。
またもや、”うん?俺ってやればできる。?”
”知らず知らずに実力が付いてきている。?”
とまたいつもの錯覚を起こす。
H22
一次試験は「理論」のみ。H17には、勉強ゼロ状態でも受かっている。
当然今年の一次「理論」は受かるでしょ!の楽観論から、夏7月ごろから
「理論」と「二次試験勉強」を両てんびんにちんたら勉強。
勉強比率は、理論:二次=1:3くらい。
で、余裕で本番の理論。
あら?どうしましょの状態。”電磁気”を初め、全く駄目。試験途中で不合格を認識している状態。
当然不合格。二次試験受験の資格すらなし。
この時点の精神状態。。。
もし来年も理論落ちれば、再来年は、またゼロからの出発。
そうか、こうやって、受かりそうで受からない状態のまま、ずーっと受からず、
結局諦める時が来るに違いない。
そりゃそうだ。みんな勉強したからって合格するような簡単な資格じゃない。
ほとんどの人は、こんな感じで途中で諦めていくんだろう。
私もその中の一人かもしれない。いや、絶対そうだろう。
続けて受験する意味あるのか?無駄じゃない?
どうせ一生合格しないんだから。。。
H23
迷いながらも、7月頃から、「理論」オンリーの勉強。
特に電磁気。結局勉強した電磁気は出なかったけれど、辛うじて合格。
一次試験直後から、マジ気合入れて、夕食時飲むビール3缶を1缶にし、毎日夕食後から寝るまでの
約二時間二次試験に向けて勉強。週末は特別な用事が無い限り全部勉強。
もし今年受からなくても来年あるさとの気楽さと、今年の二次試験は合格率が低くなる年で”受からなくても仕方ない”との考えが、勉強嫌悪感を薄めてくれ、非常に楽に勉強できた。
そして二次試験。
自己採点では不合格ラインだが、神が情けをくれて合格となった。
来年合格をイメージしていたのでちょっと拍子抜けの感があるが、
実力・才能と思うことにしよう!!
次回は、私の勉強方法を紹介します。
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