中日國民互相反感 衝到最高點
日本的非營利組織「言論NPO」與中國日報社聯合舉辦的「日中關係輿論調查」顯示,兩國民眾對彼此國家的觀感越來越差。
日本人雖然認為日中關係重要,但受到釣魚台領土問題的影響,有八四.三%的日人對中國有不好的印象,這個數字比中國反日示威運動四起的○五年調查時還高,也是過去八次調查中最糟的結果。
調查結果顯示,中國人對日本印象不好的比例也高達六五%。此外,日本五三.七%的民眾與中國四一%的民眾認為日中關係惡劣,這個結果也比去年糟。有七成的日本人和半數以上的中國人認為,日中關係發展的障礙是「領土問題」。日本政府的立場是「日中之間不存在領土問題」,但有六二.七%的日本民眾與五九.三%的中國民眾都認為有領土問題。
針對「日本和中國等國在東亞海域是否會發生軍事紛爭」之提問,日本有二七.二%,中國有五○.二%的民眾認為數年內或將來會發生軍事紛爭,有三八%日人則認為不會發生。
日中民眾對彼此國家印象不好的理由,中國人最多的是「因為過去的戰爭」,其次是「日本沒有正確認識侵略的歷史」、「日本政府以強硬的態度處理釣魚台問題」。日本人最多的理由則是「在確保資源、能源方面中國太以自我為中心」,其次是「持續不斷在釣魚台問題上對立」。
這項調查自○五年起每年都在中日兩國實施,今年四月至五月則以一千五百名日本民眾及一千六百廿七名中國民眾為對象進行調查。
Asahi Shimbun June 21, 2012
Survey: 84% of Japanese have negative view of China
More than 84 percent of Japanese have “unfavorable” impressions of China, while 64.5 percent of Chinese feel the same about Japan, according to a survey released June 20.
The survey was jointly conducted by the Genron NPO, a Japanese think tank, and the China Daily, an English-language broadsheet headquartered in Beijing, from April to May, with responses received from 1,000 Japanese and 1,627 Chinese.
Among the Japanese respondents, 84.3 percent have “unfavorable” impressions of China, the highest level since the survey was first held in 2005 and exceeding the previous high of 78.3 percent in last year’s survey.
More than half, or 54.4 percent, cited as their reason: “(China) appears selfish” in securing natural resources and energy.
“Both governments should make efforts to overcome the issue over the Senkaku Islands, which is the cause of the worsened relations,” said Yasushi Kudo, who heads the Genron NPO.
“Territorial issues” were cited the most in both countries—69.6 percent of Japanese and 51.4 percent of Chinese--as a problem hampering the development of bilateral relations.
In addition, 21.3 percent of the Chinese respondents said “nationalism and anti-Japan acts by Chinese people” are hampering the development of ties between the Asian neighbors.
The Senkaku Islands in the East China Sea are controlled by Japan but also claimed by China, which calls them the Diaoyu islands.
The Japanese government says a territorial dispute does not exist over the Senkaku Islands. According to the survey, however, 62.7 percent of the Japanese and 59.3 percent of the Chinese said the Senkaku issue “exists.”
NHK 6月20日 15時13分
日本人の対中感情が過去最悪に
日本と中国が共同で行った世論調査の結果が発表され、中国に対し、よくない印象を持つ日本人が、調査を始めてから最悪の84%となる一方、日本によくない印象を持つ中国人も65%に上ることが明らかになり、日中双方の国民感情の悪化を改めて浮き彫りにしています。
この世論調査は、日本側はNPO法人の「言論NPO」と中国側は政府系の新聞が共同で行ったもので、ことし4月から先月にかけて、日本人1000人と中国人1627人が回答しました。
この結果、日本側の中国に対する印象は「良くない」と「どちらかといえば良くない」が合わせて84%に上り、去年の78%から6ポイント増え、7年前の調査開始以来、最悪となりました。
一方、中国側の日本に対する印象は「良くない」と「どちらかといえば良くない」が合わせて65%と、回答者のおよそ3分の2が日本によくない印象を抱いていることが明らかになりました。
また、「日中関係の発展を阻害する主な問題は何か」を複数回答で聞いたところ、「領土問題」と答えた人が、日本側が70%、中国側は51%と、ともに最も多く、尖閣諸島を巡り日中両国の関係がぎくしゃくしていることが影響しているものとみられます。
さらに、今回の調査では新たに「東アジアの海洋で日本と中国などの間で軍事紛争が起こると思うか」と聞いたところ、日本側では「起こらないと思う」と答えた人が38%と、最も多かったのに対し、中国側では「将来的には起こると思う」と「数年以内に起こると思う」が合わせて50%に上っています。
日中両政府は、国交正常化から40年の節目に当たることし、さまざまな交流イベントを通じて関係改善の流れを定着させようとしていますが、今回の世論調査の結果は、日中双方の国民感情の悪化を改めて浮き彫りにしています。
「単語」
以自我為中心;自分が中心、わがまま
hamper;妨げる
「ひと言」
この調査の結果は、ちょっと意外です。
印象良くない度が、
日本人→中国;84.3%
中国人→日本;64.5%
と、
日本人の方が相手方を良く思っていないことになります。
”中国は日本嫌いだから、そんな中国は嫌い”
の論理が成り立ちません。
日本人は、”中国人の反日感情はものすごい”、
と思い込んでるってことでしょうか。
でも、確かに実感として、
中国は、反日感情強いナーと感じる機会多いですが。。。