日將棋團體賽 職業棋士輸電腦
(中央社記者楊明珠東京20日專電)日本「第2屆將棋電王戰」,由5名職業棋士與5種電腦軟體舉行團體賽,今天在東京展開第5回合對奕,結果頂級棋士輸,人腦對電腦團體賽是1勝3敗1平手。
日本媒體報導,今天比賽在位於東京澀谷的將棋會館舉行,39歲的三浦弘行以102手輸給將棋電腦軟體「GPS將棋」。這是第3度將棋職業棋士在公開場合輸給電腦。
三浦的實力屬於8段,1996年他曾打敗擁有將棋所有7大頭銜的羽生善治,奪得棋聖的頭銜,屬於頂級職業棋士。
今天對奕後,三浦在記者會表示,「團體賽的結果,棋士敗多於勝,實在很抱歉,如果早知GPS將棋這麼厲害,會更加提高警覺應戰。」
日本開發將棋軟體已有40年的歷史,本屆比賽於3月30日的第2回合戰,首度出現職業棋士敗給將棋軟體「ponanza」。
今天這項軟體「GPS將棋」最強可在1秒鐘之內可運算2億8000萬步棋,在第22屆世界電腦將棋錦標賽時奪冠,被列為最強軟體。
這項軟體是由東京大學(東大)綜合文化研究科的師生開發的。今天與東大教養學部(系)的690台電腦連結,提高運算棋步的速度。
今天對奕後,東大的副教授金子知適表示,「沒有贏的實際感覺,但很感謝能度過一段寶貴的對奕時間。」
NHK Apr. 20, 2013 - Updated 20:38 UTC
Computer beats man in shogi board game
Computer programs have triumphed over humans in the traditional Japanese board game of shogi.
In the final of the 5-game team competition on Saturday, a computer program called "GPS Shogi" beat a top-ranked professional shogi player, Hiroyuki Miura, handing the computer team its third victory in the series.
Before the game, the computers were ahead of the pro players with 2 wins, one loss and one draw.
Unable to come up with a good offensive strategy against a computer, Miura was gradually driven into a corner.
After the 102nd move Miura resigned, more than 8 hours after the start of the game.
Miura expressed disappointment and said he has yet to figure out where he went wrong.
The GPS Shogi software was developed by researchers mainly from the University of Tokyo. It won last year's World Computer Shogi Championship.
One of the developers, Tokyo University Associate Professor Tomoyuki Kaneko, said the victory doesn't feel real to him. He said his team is grateful for being given a chance to play against professional players.
NHK 4月20日 19時30分
棋士 将棋ソフトに団体戦で負け越し
将棋の現役プロ棋士と、コンピューターソフトが対決する電王戦は初めて行われた5対5の団体戦の最終局でもコンピューター側が勝って、プロ棋士側の1勝3敗1引き分けという結果になりました。
先月から始まった将棋の「第2回電王戦」は、現役のプロ棋士5人が世界トップクラスのコンピューター将棋ソフトと対決する、5対5の団体戦です。
ここまでの勝負は現役プロ棋士の1勝2敗1引き分けと、後がありませんでした。
20日の最終局では、三浦弘行八段が東京大学の研究者が中心となって開発した、「GPS将棋」と対決しました。
午前10時に始まった対局は、三浦八段がなかなか有効な攻め方を見つけられないなか、徐々に持ち時間を失います。
追い込まれたところでコンピューターに攻め込まれ、午後6時14分、102手で三浦八段が投了しました。
この結果、コンピューターとの初めての団体戦は、プロ棋士側の1勝3敗1引き分けという結果になりました。
対局のあと、三浦さんは「相手の切れ味が鋭いことは分かっていましたがこういう結果になってしまいました。どこでミスがあったのかはまだ分かりません」と話していました。
一方、GPS将棋の開発者の一人で、東京大学の金子知適准教授は「勝ったという実感はありません。プロ棋士と対局する機会は貴重ですので、できる限り最高の将棋をしたかったです。貴重な対局の機会を頂いたことに感謝しています」と話していました。
≪単語≫
對奕;[dui4yi4]対局する
頭銜;[tou2xian2]肩書き
≪同一表現≫
1勝3敗1平手
3 wins, one loss and one draw
1勝3敗1引き分け
東大的副教授金子知適表示,「沒有贏的實際感覺,但很感謝能度過一段寶貴的對奕時間。」
Tokyo University Associate Professor Tomoyuki Kaneko, said the victory doesn't feel real to him. He said his team is grateful for being given a chance to play against professional players.
東京大学の金子知適准教授は「勝ったという実感はありません。プロ棋士と対局する機会は貴重ですので、できる限り最高の将棋をしたかったです。貴重な対局の機会を頂いたことに感謝しています」と話していました。
≪ひとこと≫
ついに、コンピュータが、人間を超えちゃいました。
たしか20年くらい前、にチェスでコンピュータが人間より強くなっ話題になりました。
その頃は、”将棋は持ち駒が使えるため、チェスより格段に複雑で、
コンピュータが人間より強くなるのは、まだまだ時間がかかる”ってことでした。
私が高校の頃のコンピュータは弱く、ゲーセンなんかで将棋やって、
100円で連戦連勝できて、いい暇つぶしできてました。
でも、ついにコンピュータが人間抜いたんですね~。
将棋の人気が、また一段と落ちそうな感じです。
三浦八段との対局の内容は、将棋の純文学、相矢倉でした。
矢倉の細かい事は、私のレベルでは不明ですが、
三浦八段、一回も王手してませんでしたので、
ちょっとしたミス?が、大きな差につながったようです。
しかし、そのミスが三浦八段曰く、「不明」とのことでコンピュータ恐るべしです。
コンピュータはまだ囲碁では人間(プロ)に勝ってません。
今丁度テレビのNHK教育で、コンピュータのレベルのことを話題にしていて、
アマ6段レベルなんだそうです。
ハンデ4子あれば、一流棋士に勝つレベルだそうです。
あと数年後には囲碁でもコンピュータが人間に勝つでしょうね。