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2012年5月17日木曜日

中英日三ヶ国語トライリンガルニュース(東芝テレビ国内生産から完全撤退 深谷工場は3月に生産終了)

中華電視
日元貴沒錢賺 東芝宣布日本國內停產電視 加速走向外包

日本晶片製造龍頭東芝周四 (17日) 宣布,鑑於售價下滑、日元走強侵蝕獲利等衝擊,決定正式停止在國內生產液晶電視。

日本企業在日元持續升值的市況下,難以維持獲利營運,先前同行日立也做出類似決定。

東芝在日本境內唯一的電視工廠,位於東京北部的崎玉縣,在 3 月 31 日結束的財務年度內,已停止生產運作,然發言人 Atsushi Ido 婉拒明述確切日期。

Ido 指出,東芝仍將在海外 4 間工廠繼續生產電視,包括中國和印尼等地。

東芝在 5 月 8 日宣布,電視業務今 (2012) 年度內恐怕依然無利可圖,去年度更是慘虧約 500 億日元 (6.23 億美元)。

總裁佐佐木則夫 (Norio Sasaki) 發布聲明,表示 2013 年電視產量將由去 (2011) 年大砍 60%,Regza 品牌電視也將進一步外包生產流程,且稱:「電視產品的需求減幅,超乎我們預期範圍。」

根據市場研究機構 DisplaySearch 資料,由於歐美庫存過多,且日本政府補貼購買計畫結束,去年全球電視銷量睽違 6 年來首次下滑,縮減 0.3% 至 2.477 億台。

消息傳出後,東芝股價一路揚升且創下 7 個月新高紀錄,收紅 5.57% 至 322 日元。


NHK
Toshiba halts domestic TV production

Toshiba has stopped producing television sets inside Japan due to severe competition with South Korean makers.

Toshiba officially announced that it halted production at its only domestic TV-manufacturing plant at Fukaya City in Saitama Prefecture, north of Tokyo.

The plant has been Toshiba's mainstay TV production site since it began operating in 1965. In recent years, only large-size, high-quality television sets were manufactured there as the company gradually reduced output after Japan switched to digital broadcasting in 2011.

Toshiba posted a 50-billion yen loss, about 620-million dollars, in the TV business in the last business year, due to escalating price competition with South Korean rival companies.

Toshiba says it will keep producing TVs at its 4 overseas plants. But, all workers in its Fukaya Plant will be able to keep their jobs as they will be assigned other jobs related to TV designing, development, and after-care services.

Other Japanese TV makers, including Sony, Panasonic, and Sharp, also posted losses last business year. Hitachi will stop producing TVs in September.


ロイター
東芝、テレビ国内生産から完全撤退 深谷工場は3月に生産終了

東芝がテレビの国内生産から完全撤退した。埼玉県深谷市にある国内唯一のテレビ工場での生産は今年3月に終了している。広報担当者が17日明らかにした。

深谷事業所は1965年に操業を開始したテレビの主力工場だったが、昨年1月には生産量の縮小や生産機種の絞り込み、機能の見直しを行うことを発表。国内市場における地上デジタル放送移行後の需要の大幅な落ち込みを見込んで段階的に稼働率を引き下げていた。現在はテレビの設計・開発やアフターサービスなどに事業を絞って存続しており、約920人の従業員もグループ内の再配置などが済んでいるという。

2012年3月期のテレビ事業は、競争激化による価格下落などを受け、500億円近い赤字だった。販売実績は1400万台半ばで、計画の1500万台には届かなかった。13年3月期は約1600万台を計画しており、中国、インドネシアなど海外の4工場やODM(相手先ブランドによる設計・製造)の活用拡大などで生産する。

テレビ事業では、ソニーやパナソニック、シャープなど他の大手電機メーカーでも前期は軒並み赤字を計上。てこ入れが急務で、生産体制を見直す動きが相次いでいる。すでに日立製作所は今年9月末までにテレビの自社生産から撤退することを決めている。


【単語】
婉拒;遠まわしに断る
補貼;補助金

【一言】
TV等の家電は競争熾烈なんでしょうネ。
確かに、買う側から言えば、安い方がいいに決まっているので、
ドンドン安値になっていくと。
しかし、競争原理は大事なことで、決して悪いことではありません。
勝者のみが生き残る。
厳しいけれど当然のことです。

とは言え、いつも競争ばっかりでは疲れますね。