NOWnews – 2012年6月16日 下午3:54
「無核之夏」正式破功! 日政府宣布重啟核電廠
國際中心/綜合報導
為了因應夏季的來臨,日本政府今(16)日上午決定,將重新啟動關西電力公司大飯核電廠3、4號反應爐。而這也宣告,日本的「無核之夏」計畫正式破功。
日本首相野田佳彥今日上午與福井縣知事西川一誠進行會談後,兩人對於重啟核電廠達成共識。西川表示,由於關西地區的生活與產業將面臨重大挑戰,因此同意重啟大飯核電廠。
隨後,野田與經濟產業大臣等相關3名內閣成員進行討論後,由經濟產業省資源能源廳致電給關西電力,對其下達指令說,準備在安全的情況下,即刻準備重啟的工作。
日本上(5)月5日才剛迎接第一個「無核之夏」,全國的50個商用反應爐中,除了北海道泊核電廠3號機停機進入定期維修之外,其餘皆停止運轉。不過,這項重大決策也在今日宣告失敗。
NHK Jun. 16, 2012 - Updated 03:53 UTC (12:53 JST)
Japan decides to restart Ohi nuclear plant
The Japanese government has decided to restart the Ohi nuclear power plant in Fukui Prefecture, central Japan.
All of Japan's 50 nuclear reactors were idled after the disaster at the Fukushima Daiichi plant in March of last year.
The government decision came after Prime Minister Yoshihiko Noda met Fukui Governor Issei Nishikawa in Tokyo on Saturday.
In the meeting, the Fukui governor conveyed his approval for restarting the idled No.3 and 4 reactors at the plant.
Nishikawa said he agreed to the restart because the government pledged to increase its efforts to ensure safety.
Noda and 3 other cabinet ministers then held a meeting.
Noda said now that consent from local communities has been obtained, the government finalizes the decision to reactivate the 2 reactors.
Since May, no nuclear plants have operated in Japan due to regular inspections and safety concerns.
Around the prime minister's office where the meeting was held, some 400 people held a rally, holding up placards saying they oppose the restart of the Ohi plant.
A participant said it is unacceptable to restart the plant as the cause of the Fukushima accident has not been clarified. Another said the safety of nuclear plants has not been assured.
NHK 6月16日 11時37分
政府 大飯原発の運転再開を決定
関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡って、政府は、野田総理大臣と関係閣僚による4大臣会合を開き、福井県など立地自治体の同意が得られたとして、運転再開を決定しました。
現在停止中の大飯原発3号機と4号機を巡って、福井県の西川知事は16日午前、総理大臣官邸を訪れ、野田総理大臣らと会談しました。
この中で西川知事は、運転再開にあたって、使用済み核燃料の中間貯蔵対策を国が責任を持って進めることや、地震と津波の予測を太平洋側だけでなく日本海側でも積極的に行うことなど8つの前提条件を示しました。
これに対し枝野経済産業大臣ら担当閣僚は、真摯(しんし)に対応する考えを示しました。
これを受けて西川知事は、「大飯原発の再稼働は、国から安全確保のいっそうの努力の約束をいただいたことから、主な電力消費地である関西の国民の生活と産業の安定に資するため、同意する決意を伝えたい」と述べ、運転再開に同意する方針を伝えました。
このあと政府は、野田総理大臣と関係閣僚による4大臣会合を開きました。
この中で野田総理大臣は「福井県の西川知事に大飯原発の再起動について了承をいただいた。40年以上にわたり、電力消費地に電力供給を続けてきた立地自治体の決断に感謝したい。西川知事の言葉を重く受け止めるとともに、要請について引き続き、政府として取り組んでいく。地元の了解が得られた今、大飯原発の3、4号機を再起動することを政府の最終的な判断とする」と述べ、政府として運転再開を決定したことを表明しました。
そのうえで、野田総理大臣は「政権として、原子力行政や安全規制への国民の信頼回復に向けて、さらなる取り組みを始めていく決意だ。政府として、原子力に関する安全性を確保し、さらに高めていく努力をどこまでも不断に追求していく」と述べました。
福島の原発事故以降、定期検査に入った原子炉は安全性の観点から再稼働することができず、先月には、全国で運転中の原発がなくなる「原発ゼロ」の状態となっていましたが、16日の決定によって、政府は再び原発の利用に踏み出すことになります。
[一言]
ついに原子力動き出しました。
中国語の記事だと、「”原子力の無い夏”政策」が、失敗したみたいになっています。
確かにそう言われればそうですが、
実態は、
そんな政策はそもそも存在せず、市民の賛成が得られず起動できなかっただけ、
のような気が・・
他の原子力発電所の起動、今後どうなっていくのか気になります。
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