本日の都城方言レッスンは、
「きっさね」です。
早速、例文を見てみましょう。
泥んこになって帰ってきた息子を見て、母が子に、
母;「あら?どけんしたっよ。ズボン、真っ黒やが。きっさねかいすぐ着替えなさい!」
子;「学校で友達と泥投げ大会やっちょった。寝巻きでよかけ?」
「単語」
きっさね(きっしゃね);汚い
「全訳」
母;「あら?何かあったの。ズボン、真っ黒よ。汚いからすぐ着替えなさい!」
子;「学校で友達と泥投げ大会してた。パジャマでいい?」
「一言」
普通形容詞は、”い”で終わります。
白い、楽しい、痒い、難しい等々。
しかし、都城には、その法則を無視した方言がいっぱいあります。
この「きっさね」もそうです。
たぶんもともとは、「きっさない」という形容詞があり、
”ない”が”ね”に変化したんだと思います。
標準語でも、
”きたない(汚い)”を、よく高校生なんかがが、”きたねー”なんて言いますが、
それと同じノリだと思います。
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