作者: 黃琮淵╱台北報導 | 中時電子報 – 2013年2月6日 上午5:30
人民幣存匯放 46銀行今開辦
中央銀行昨天與台灣銀行、中國銀行代表共同宣布,人民幣清算機制啟動,在台邁入「可存可領」新紀元。全台四十六家銀行今起同步開辦人民幣業務,提供更多理財選擇,台灣朝人民幣離岸中心的目標也更近一步。
民眾最關心的是:今天開始,銀行可提供哪些人民幣業務?央行副總裁楊金龍表示,包括人民幣存款、匯款、放款等基本業務,今日鐵定上路;至於債券、保險及基金等衍生性商品,隨人民幣資金池累積,將會陸續放行。
為爭奪人民幣商機,國銀火力全開,除祭出專案吸金外,更直接進口「舶來品」,把香港分行已開賣的人民幣商品,「能搬的,全搬進台灣來賣」。部分銀行今起就可搶先銷售海外人民幣基金、債券等商品。
楊金龍表示,截至昨日下午為止,國內共有四十六家銀行已與中銀台北簽署清算協議,並完成同業往來帳戶開戶。意思就是說,都已具備承做人民幣業務的必要條件。
四十六家銀行包括台銀、土銀等八家公股行庫,國泰世華、中信、永豐等民營銀行,以及花旗、渣打、匯豐等外銀。未能趕在昨日完成程序的大眾、大台北銀,也將儘快遞件。
楊金龍表示,開辦人民幣存款後,如果資金池能擴大,人民幣商品擴展速度會很快。他透露,人行已允諾協助台灣人民幣回流,有利於在台的人民幣離岸市場蓬勃發展。
中銀首席運營官楊士華表示,在台辦理人民幣業務,是兩岸企業及民眾長期以來的期盼,未來可使用人民幣作為結算方式,辦理跨境貿易兩岸匯款及經常項下個人匯款。此舉能夠降低匯兌成本,有利兩岸經貿往來。
隨著人民幣業務在台上路,身為在大陸新台幣清算行的台銀,現鈔買賣業務也就緒。首批新台幣二千萬元新鈔,今日將運抵上海。
台銀董事長劉燈城表示,大陸幅員廣大,台銀將邀請在大陸已有分行的國內銀行,與已有新台幣現鈔兌換業務的十三家陸資銀行,與台銀簽訂大陸地區新台幣現鈔清算協議,就等兩岸主管機關核可,即可完成簽署。
據台銀規畫,新台幣在大陸每年現鈔需求為新台幣二十億元。但劉燈城說,據大陸官方提供資料,介於廿七至三十億元間,只要雙方主管機關核准,台銀都有能力提供。
Feb. 6, 2013 - Updated 08:27 UTC (17:27 JST)
Taiwan okays transactions in Chinese yuan
Taiwan is now allowing currency transactions in the Chinese yuan.
46 banks in Taiwan launched a system on Wednesday to accept deposits and money transfers to China in the Chinese currency. This is based on an agreement last August between China and Taiwan.
The Chinese and Taiwanese currencies had been exchanged through the dollar. Direct transactions will reduce fees and, officials hope, boost trade and investment across the Taiwan Strait.
China hopes the move will promote the internationalization of its currency and incorporate Taiwan in the yuan zone.
Taiwan, for its part, aims to expand yuan transactions and, like Hong Kong, become an offshore financial hub for the yuan.
日本経済新聞2013/2/6 11:32
中台、通貨の直接取引開始 まず台湾で人民元交換業務
【台北=山下和成】中国と台湾の通貨の直接取引が6日、まず台湾で始まった。現地の銀行が米ドルを介さずに台湾ドルを人民元に交換する業務などを始めた。企業の手数料削減や個人向けの金融サービスの充実につながる。経済の動脈となる金融の相互開放で、中台関係の融和が一段と進む。中国が狙う人民元経済圏の拡大にも弾みがつきそうだ。
台湾での直接取引は外資系を含む46銀行が5日付で認可を取得。6日朝から直接取引を含む人民元建ての業務をスタートした。中国での台湾ドル業務の取引開始時期は中台の当局が今後詰める。
台湾大手の兆豊国際商業銀行は本店など13カ所のATMに人民元を搬入。口座を持つ顧客が預金を人民元で引き出せるようにし、いち早く取り組みをアピールした。台湾銀行も域内の157店すべてで人民元建て業務を始めた。
邦銀はみずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の3メガ銀がそろって参入。みずほコーポは6日付で台湾自動車部品大手の六和機械や丸紅、伊藤忠商事の中台間の決済、三菱UFJは伊藤忠などの決済業務を実施した。
中国には製造業を中心に多くの台湾企業が進出。2012年の中台間の輸出入額は1216億米ドル(約11兆3500億円)にのぼる。従来の中台間の貿易決済や送金は主に米ドルを介しており、手数料がかさんでいた。
今後は台湾で入手した人民元を直接、送金することなどが可能。台湾当局は年500億台湾ドル(約1600億円)のコスト削減効果を見込み、中台間の経済活動の活性化につなげたい考えだ。
台湾は直接取引をテコに、将来は香港のような人民元の一大取引市場を目指す戦略。台湾に拠点を持つ金融機関にとっても企業や個人の人民元ニーズを取り込む商機となる。人民元建ての預金やローンなどのサービスも今後は増えそうだ。
将来の「台湾統一」をにらむ中国にとっても、金融面で台湾を取り込む意義は大きい。台湾での人民元業務についても現時点で企業間の貿易決済額の上限を示さないなど、香港よりも優遇している。1月末には中台の金融当局が会談。中国側は1000億元(約1兆5000億円)を上限とする台湾からの人民元建て投資に合意するなどの譲歩を見せている。
【ひとこと】
なにげなく、NHKの英字ニュースをみていたら、TAIWANの文字発見しました。
台湾元と中国元が直接取引できるようになった、というものです。
この記事で思ったことは、
・台湾の独立はますます遠のいた
・やっぱり、経済の影響力は大きいんだな
・中国元は、やっぱり魅力的なんだな
・台湾は、やっぱり不景気なんだな
・台湾の民進党は、今何を考えているのか
・日本にとって、このことはどういう影響があるのか
です。
最近、尖閣諸島近辺で、中国船が発砲の的を日本船に合わせていたと話題になってます。
まさに、一触即発って感じです。
しかし、その割に株価は4年4カ月ぶりに高値らしく、
そう思うと、まだまだ平和は続くのかしらって感じもします。
楽観では、
日本の景気が良くなり、領土問題は局所的な問題として”まー我慢しよう”
悲観では、
日本の景気も元の状態にもどり、経済も領土問題も全然ダメで”戦うべし”
ってことでしょうか。
のるか、そるかで、大違い。
やっぱりポイントは、経済なんだなと思います。
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