NOWnews – 2012年9月7日 下午4:08
馬英九嗆日媒:違法竊占釣魚台 希望日本承認爭議存在
記者王鼎鈞、林修卉/彭佳嶼─台北連線報導
馬英九總統今(7)日指出,釣魚台列嶼是中華民國固有領土,也是台灣的附屬島嶼,日本政府自1895年竊占釣魚台,違反國際法,希望日本承認爭議的存在,他也宣布台灣合法出海在釣魚台附近作業的漁船,海巡署一定會維護安全。
馬英九下午3時在彭佳嶼「海疆屏障」石碑處,發表「東海和平倡議」後續作為重要談話。他表示,對於日本把釣魚台國有化,「我們一概不予承諾」,並多次重申「對釣魚台主權,絕對不會讓步」。
馬英九回答日本媒體提問時強調,日本取得釣魚台的過程,違反國際法,事實上是侵略、竊占行為,希望日本能承認爭議的存在,大家誠懇地設法解決爭議,否則爭議會越鬧越大。
馬英九表示,「我們一向非常珍惜跟日本的友誼」,日本跟台灣的關係非常友好,「我們真的不希望這麼的關係,因為這個議題受影響」。
馬英九還說,日本願意跟韓國用司法解決,「為什麼不願意跟我們這樣呢?」他表示,日本可以繼續主張主權,這個都不反對,但希望在擱置主權爭議的同時,能進行和平協商。
馬英九結束談話後,繞著「海疆屏障」石碑走一圈,隨後與同行的官員一起合照留念。
NHK Sep. 7, 2012 - Updated 10:27 UTC (19:27 JST)
Taiwan President visits islet close to Senkakus
Taiwanese President Ma Ying-jeou has visited an islet near the Japanese-controlled Senkaku islands for the first time. Taiwan and China also claim the islands.
A military helicopter carried Ma to Pengjia Islet in the East China Sea on Friday.
Pengjia is Taiwan's northernmost islet and is roughly 140 kilometers from the Senkaku islands.
Ma issued a statement after landing on Pengjia, stressing that Taiwanese fishermen have been catching fish in nearby waters for more than 100 years. Ma said the Tiaoyutais, the Taiwanese name for the Senkakus, belong to Taiwan and that one-sided concessions cannot be made.
Ma called on all parties to settle their disputes peacefully and to jointly develop natural resources in the area. He said Japan, China and Taiwan should discuss the issue.
Observers say Ma's visit to the remote islet is aimed at showing that Taiwan is also player in the territorial issue, at a time when a rift between Japan and China is coming under the spotlight.
In an NHK interview last month, Ma said Japan and Taiwan should seek progress in their fisheries talks, to protect the rights of fishermen operating near the islands.
Sep. 7, 2012 - Updated 10:27 UTC (19:27 JST)
NHK 9月7日 20時7分
台湾総統 尖閣諸島近い島訪問
台湾の馬英九総統は、沖縄県の尖閣諸島に近い台湾の島を総統就任以来、初めて訪れ、尖閣諸島の領有権を改めて主張する姿勢を示しました。
馬英九総統が訪れたのは、台湾の最も北にあり、沖縄県の尖閣諸島までおよそ140キロのところにある「ホウ佳嶼」という島です。
馬総統がこの島を訪れるのは2008年の総統就任以来初めてで、軍のヘリコプターで島に上陸したあと談話を発表しました。
馬総統はこの中で、尖閣諸島について、周辺海域は台湾の漁業者が100年以上前から漁場としてきたと強調したうえで、「台湾に属する島で、台湾が一方的に譲歩することはできない」と述べ、改めて領有権を主張しました。
そのうえで馬総統は、日本と中国に対し、対立を平和的に解決し、資源の共同開発などを進めるよう呼びかけるとともに、日中両国と台湾が対話を始めるよう訴えました。
馬総統の今回の訪問の背景には、尖閣諸島を巡って日本と中国が対立する中で、台湾も当事者として存在感を示すねらいがあるものとみられます。
馬総統は、先月行われたNHKとのインタビューで、尖閣諸島の周辺海域での台湾の漁業者の権利を保護するため、日本と台湾の間で停滞している漁業交渉を進展させるよう求める考えを示しています。
『単語』
嗆;[qiang4](むせて外に)勢いよく吹き出す
竊;[qie4]盗む
占;[zhan4]占領する
海疆;[hai3jiang1]沿海の領土
屏障;[ping2zhang4]障壁
concession;土地使用権
rift;切れ目、不和、対立
『一言』
馬総統、ついに動きました。
発言は、紳士的で好感が持てます。
私が想像する馬さんの考えは、
*総統も二期目に入ったばかりで、次期選挙を気にする必要はない
*できれば、そーっとしておきたい
*しかも、中国、日本と領土問題でもめるのは、得策ではない
*とは言っても、弱腰と非難され時期選挙で国民党が惨敗するのも良くない
ということで、考え抜いた挙句、妙案が浮かび、
話題の尖閣ではない、近くの島に上陸だ!
そこでの発表(主張)は、あくまでも協調と対話だ!!
結果、非常に成功しているように思います。
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