都城5万人のやまいもほりの方へ
こんばんは。
今宵は、やまいもほりの皆さんに、
やさしくもきびしいレッスンです。
早速、例文をみてみましょう。
A;「うちのとうちゃんは、のんと、やまいもをほっかいですよ。のさんがよ。」
B;「どこもひとっこっよ。うちもじゃが。」
A;「こんまえは、くるまんなかではいちょったが。」
B;「うちんとは、警察にほごされちょったが。」
『キーワード』
やまいもをほる;
酒癖が悪い
(アルコールが入って)くだをまく、
大声出して騒ぐ
暴れる、
意識をなくす、
制御できなくなる、
調子に乗る、
他人の悪口を言う、
人を馬鹿にする、
人にからむ
自慢する
『単語』
のさん;大変だ
ひとっこっつ;同じ
うち;私
『全訳』
A;「私の旦那は、(酒を)呑むと、酒癖が悪くて。大変です。」
B;「どこも同じじゃないの。私の家もヨ。」
A;「この前は、車の中で吐いてた
ワ 。」
B;「うちのは、警察に保護されてたワ。」
『一言』
アルコールが入ると、誰でも酔って、陽気になりますが、
度を越して、普段おとなしい人が、騒ぎだしたり、からんだりすることってありますよね。
私も小さい頃、そんな親父、大人、親戚をいっぱい見てきました。
自分が大きくなったら、あーはなりたくないと思ったものです。
この酒癖の悪くなる状態を、みやこんじょでは「やまいもをほる」と言います。
なぜ、「山芋を掘る」と「酒癖が悪くなる」が同じ意味なのか?
理由は知りません。
台湾に来て気づきましたが、台湾は、”アルコール”に対してのイメージが悪く、
若い子はあまり呑みません。
理由を聞くと、「大人がやまいもをほる姿をみて、自分はあーなりたくない」
と思っているようです。
私の実感ですが、
東京より、九州。九州より台湾と、南にいくほど、酒癖悪い人多くなりそうです。
南方ほど、理性より感情で行動すると言えそうです。
小さい頃、「あーは絶対なりたくない」と誓った私ですが、
いつの間にか、”やまいもをほる”自分がいたりして、愕然とすることあります。
反省だけだとつらいので、
立派なみやこんじょの男になったと思うようにしています。
ハハハ(乾)(汗)
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